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■演題名:作業バランスから生活を振り返ることで、必要な作業を見出せた事例
■発表者:田代 徹
■所属:福岡リハビリテーション病院
■要旨:今回、発症から11年経過した右片麻痺の事例を担当した。事例は、外来OTにて機能維持は図れるものの、疼痛や疲労感の訴えに変化は見られなかった。そこで作業バランス評価とNRSを用いて、適正な作業バランスを検討した結果、余暇活動への不参加が課題として上がり、外出機会を検討する事で事例の訴えに変化が見られた。作業バランスとNRSなどを用いて事例自身の課題と結びつくことで事例の気づきを促すことが可能になると考えられた。尚、発表には本人の同意を得ている。

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