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■演題名:意味ある作業への再従事が意志の変化につながった事例
■発表者:於保 好美

■要旨:今回、転倒により右大腿骨転子部骨折を受傷した80代後半の女性(以下ケース)を担当した。ケースは手術後、基本動作・日常生活動作共に重度介助を要していた。そのような作業機能障害により自己効力感の低下を思わせる発言や感情失禁が目立った。明確な作業の目標が立てられない状態にあったケースに対し、認知症高齢者の絵カード評価法(以下APCD)を用いて介入した。APCDで重要とした作業に焦点をあてることで、身体機能の向上・意志の良好な変化に繋がった過程を報告する。なお、対象ケース及びご家族からは発表に際し同意を得ている。

※発表者や他の方が不快に感じる表現や誹謗中傷等の書き込みはお控え頂き,双方が臨床の質を高められるような肯定的な質疑応答をお願いいたします

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