本学会のコンセプト
当学会では臨床で困るOTに,全国の臨床知を集め,まとめることで,臨床の疑問をいち早く解決して頂く事を目指して,この学会を立ち上げております.
そのため研究発表を必要としておらず,若手~中堅の臨床OTが困っている事象に特化した演題を募集し公開することをコンセプトとしております.
失語症の方の興味・関心はどのようにすれば捉えられるのだろう?在宅で生活できるかどうかの判断は,どのように行えばよいのだろう?など,ピンポイントで絞った演題を集め,同じ事象で困っているOTに即座に情報を提供できる事を目指しています.
研究報告や1事例を入院から退院まで追う発表は,作業療法を発展させる上では非常に重要で,大切なものだと思います.
しかし臨床家は目の前のクライエントとの信頼関係構築や作業の選定で毎日非常に苦労をしており,その解決を心から望んでいる人に対しては,回りくどく,即座に臨床で使える知識とはなっておりません.
悩みを解決するべく学会等に参加しても,疑問を解決できる様な発表にたどり着く事は稀で,解決が難しい.
そのため臨床に特化した学会とし,他の学会コンセプトとは異なる学会として住み分けをしています.
臨床の臨床による臨床の為だけの学会なのです.
2024年の参加受付は終了しています。2025年の一般参加受付を準備中です。