■演題名:本人の「やりたい」を作業に焦点を当てることで活動意欲が得られた事例〜重度麻痺を有するCLへのOTIPMに基いた作業療法〜
■発表者:〇尾鷲 晋平1) 鈴木 達也2)
■所属:1)JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院、2)聖隷クリストファー大学
■要旨:ClarkはOTは生存者が障害をもちながらも,再び人生を立て直すために橋の再構築に取り組むことを援助するだろうと述べている(Clarkら,1999).今回,入院中の離婚により住みなれた家に変えることが出来ず,悲観的で自室にこもりがちであったCLに対しOccupational Therapy Intervention Process Model(以下,OTIPM)に基づいて介入することでCLの一人暮らしへの役割意欲を再構築することに繋がったので報告する.なお報告に際し,本人・家族から同意を得ている.
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