WEB学会2024参加者はログインしてください

■演題名:センター方式の視点から生活環境を捉えることで混乱が改善した一事例
■発表者:しらすOT
■所属:わたげの会

■要旨:回復期リハビリテーション(回復期)病棟において,入院直後から見当識障害や強い混乱を示した事例を経験した.前院にて認知症の診断がついていた為,認知症の行動・心理症状(BPSD)のひとつであると考え,センター方式「E24時間アセスメントまとめシート」を参考に評価を行った.その結果に基づいて事例の生活習慣の一部を病棟生活で再現し,生活環境を整えたところ,混乱が早期に改善した.
入院という環境の変化による混乱やBPSDの捉え方,アプローチのひとつの例として今回の試みを報告する.なお,報告に際して御本人・御家族には同意を得ている.

※発表者や他の方が不快に感じる表現や誹謗中傷等の書き込みはお控え頂き,双方が臨床の質を高められるような肯定的な質疑応答をお願いいたします

関連演題・講演